日本大学芸術学部音楽学科卒業後、不動産会社に就職。
その後、20代は自分の適性を求めて、広告営業、企画・営業事務など、さまざまな職種を経験。
ビジネススクールの広報アシスタント時代に「コーチング」と出会い、自身の適性や価値観を発見。
コーチングの魅力に目覚め、平本あきお主宰「プロコーチ養成スクール チームフロー」で学び認定コーチを取得。プロ・コーチとして独立し、Sunta Lifeを設立。
プロコーチ養成スクール チームフロー(現アナザーヒストリー)認定コーチ
一般社団法人日本新人育成トレーナー協会 新人育成トレーナー
終わりのない自問自答、苦しかった20代
20代は苦しかった! あのころの私は「ハムスターが、カラカラと、回し車で果てなく走っている」イメージです。
転職を繰り返しながら、自分が何に向いていて、何がやりたいのか。いつもモヤモヤしていました。
ただ職場では明るくふるまって、終電まで働く日々。体をこわして入院したこともありました。
「自分はいったい何がしたいんだろう?」「何かやれることがあるはずなのに」、本心では焦りと苦しさを抱えたまま、何年も過ぎていきました。
そんなときに出会ったのが「コーチング」。
私はセッションで、ようやく自分らしさを発見して、はっきりと整理することができました。
例えば、対話を通じて無意識のうちに連発していた言葉があったんです。
それは「風」。風のように縛られず、自由でいたい。風のある場所が好き。風が吹くことで物事がクリアになっていく。
それが私のキーワード。私らしさを表す一つでした。
オーストラリアで見つけた使命(ミッション)
30代初めの年はワーキングホリデーでオーストラリアへ。
まさに大地で「風」を感じながら生活をする、幸せな1年間でした。
楽しみながらも、日本のことを思う機会が何度もありました。
オーストラリア人に比べて、勤勉さでは圧倒的な日本人。
残業や満員電車をいとわず働くサラリーマンやOLの友人たちを思い浮かべ、日本の資源は「ヒト」なんだな…と考えるように。
あるとき現地の日本人留学生に「日本には全く魅力を感じないから、日本では働きたくない」と言われたんです。
あまりのくやしさにカッと熱くなりました。
帰国後「日本のヒトを元気にしたい。それが出来るのはコーチングだ!」と決意、 コーチングを学びはじめました。
そして気づいたら、いつのまにか自分の未来に希望が持てるようになっていました。
また「本心を伝える」ことにも苦手意識がなくなったんです。
身に着けていた重い殻をちょっとづつ外して、私らしさを取り戻したからだと思います。
今は、毎日が心から楽しいです!